初産におすすめのバースプランの具体的な書き方例文集
ポイント
初めての妊娠は楽しみでいっぱいですね。理想の出産や子育てについて、パパと一緒に話し合って、たくさん希望を書き出してみてください。ただ、予想外のことが起きることもありますので、希望が叶わない場合でも落ち込みすぎず、「こういうこともあるんだな」と柔軟に受け止められる気持ちでいると、気持ちがラクになりますよ。
陣痛が怖いので、助産師さんにできるだけそばにいて欲しい。
初めての出産では、陣痛がどのようなものなのか分からず不安に感じる人が多いです。助産師さんがそばにいることで、陣痛の進行を見守ってもらいながら、適切なサポートを受けることができます。心強い声かけや呼吸の指導があるだけでも安心できるので、希望があればバースプランに書いておくと良いでしょう。
夫に立ち会ってもらい、側で声をかけてもらいたい。
出産は人生の大きな出来事のひとつ。陣痛の間、そばにいる人の存在はとても重要です。パートナーが側でサポートしてくれることで安心感が生まれ、精神的にも落ち着くことができます。どのように声をかけて欲しいか、どんなサポートを期待しているのかを事前に話し合っておくと、より良い立ち会い出産になります。
出産の様子を写真・ビデオで撮影したい。
赤ちゃんが生まれる瞬間を記録に残したいと考える人も多いです。出産は特別な経験であり、写真や動画に収めることで、家族と共有したり、後から振り返ることができます。ただし、産院によって撮影のルールが異なるため、事前に確認し、許可を得ておくことが大切です。
陣痛中はできるだけ歩いたり、好きな音楽を聴いたりしてリラックスしたい。
陣痛が始まったばかりの段階では、歩いたり、音楽を聴いたりしてリラックスすることで痛みを和らげられることがあります。ストレスや緊張が陣痛の進行を妨げることもあるため、できるだけリラックスした環境を作ることが重要です。好きな音楽を流せる病院もあるので、希望があれば伝えておきましょう。
痛みの緩和方法について、呼吸法やマッサージなど事前に指導して欲しい。
陣痛の痛みを少しでも和らげるために、事前に呼吸法やマッサージの方法を教えてもらうと、当日慌てずに対処できます。呼吸法を意識することでリラックスし、酸素をしっかり取り込むことができるため、赤ちゃんにも良い影響を与えます。バースプランに希望を記載しておくと、助産師さんがサポートしやすくなります。
できれば自然分娩で進めたいが、無理な場合は医師の判断に従う。
自然分娩を希望する方は多いですが、出産の進行状況によっては医師の判断で帝王切開や吸引分娩になることもあります。バースプランには『できる限り自然な形で』という希望を書きつつ、万が一の対応についても考えておくと、柔軟に対応しやすくなります。
産まれたらすぐに抱っこさせて欲しい。
赤ちゃんとお母さんが直接触れ合う『カンガルーケア』は、赤ちゃんの心拍や呼吸を安定させると言われています。また、お母さんの母乳分泌を促進する効果もあるため、希望がある場合は事前に伝えておくと良いでしょう。ただし、赤ちゃんの状態によってはすぐに抱っこできないこともあるので、その場合の対応についても確認しておくと安心です。
できるだけ早く母乳育児を始めたいので、授乳のタイミングをサポートして欲しい。
母乳育児を希望する場合は、出産直後の授乳開始が重要です。赤ちゃんが生まれてからできるだけ早く母乳を飲ませることで、母乳の分泌がスムーズになりやすくなります。助産師さんのサポートを受けながら、適切なタイミングで授乳ができるように、バースプランに記載しておくと良いでしょう。
母乳が出にくい場合は、ミルクと混合で対応したい。
母乳がすぐに出ないこともありますが、それは自然なことです。母乳にこだわりすぎず、必要に応じてミルクと併用できるようにしておくと、ストレスが少なくなります。『絶対に母乳で』と決めすぎず、自分と赤ちゃんに合った方法を選べるようにしておくことも大切です。
体力回復のため、入院中は赤ちゃんを預かってもらう時間も欲しい。
出産直後は体力を使い果たしてしまうため、しっかりと休む時間を確保することも大切です。産院によっては夜間のみ赤ちゃんを預かるシステムがあるため、希望があれば事前に伝えておくと安心です。
初めてのことばかりなので、手順やケアについてこまめに説明して欲しい。
初めての出産では、何をどうすればいいのか分からないことばかりです。おむつ替えや授乳の方法、産後の体調管理など、基本的なことも助産師さんにしっかり説明してもらえるようにバースプランに書いておくと、焦らずに育児を始められます。
出産費用について、予定金額内に収まるようにしたい。
出産には予想以上に費用がかかることもあります。無痛分娩や個室利用など、オプションを選ぶと追加費用が発生するため、事前に見積もりを確認しておくことが重要です。バースプランに予算の目安を書いておくと、病院側も配慮しやすくなります。
産後の体調管理や育児についてもアドバイスをもらいたい。
出産後は、体の回復や育児に関する不安が多くなります。体調管理の方法や、赤ちゃんのお世話のコツについて、助産師さんからアドバイスをもらえるようにしておくと安心です。特に授乳トラブルや赤ちゃんの寝かしつけについては、具体的なサポートをお願いすると役立ちます。
おもしろ&感動!みんなのバースプラン体験談
バースプランを書くとき、「何を書けばいいのかわからない…」と悩む人も多いですよね。でも実は、自由に希望を書いてOK!
ちょっとユニークなリクエストや、感動の瞬間を大切にしたい希望もたくさんあります。
実際にバースプランを書いた人たちの「こんなプラン書いたよ!」という体験談をご紹介します。
ちょっとクスッと笑えるものから、感動のエピソードまで、これからバースプランを書く人の参考になれば嬉しいです!
「とにかく褒めて欲しい」と書いたら…
「いきむ時とか深呼吸する時とか、何をしても助産師さん全員から『上手だよ〜!』『わー!すごいすごい、本当に上手にいきめてるよー!』ってめちゃくちゃ褒めてもらえました!」 お産は体力的にも精神的にも大変なもの。そんな中で、とにかく褒めてもらう ことで、「よし!頑張れる!」という気持ちになる人もいるはず。これからバースプランを書く人には、ぜひおすすめしたいプランです!
実習生の見学…バースプランに書けばよかった!
「お産の時、実習生が見学していたのが気になった。『実習生は無理』ってバースプランに書いておけばよかった…」 病院によっては、助産師さんや医学生の実習生が分娩室に入ることがあります。これは産院の方針によるため、もし見学を希望しない場合は、バースプランに『見学は控えてほしい』と書いておくのがおすすめです。
産声を録音・撮影したい!
「赤ちゃんが生まれる瞬間の産声を撮影(録音)しておきたいとバースプランに書いた。」 産声は、まさに赤ちゃんの人生最初の声。 「録音しておけばよかった!」と後から思う人もいるので、バースプランに書いておくのも良いかもしれませんね。
初めての体重測定を動画に残したい!
「初めての体重測定の瞬間を動画に残したいと書いた。」 お産直後、助産師さんが赤ちゃんの体重を測る場面 は、産後すぐの貴重な瞬間! 「生まれたばかりの赤ちゃんの姿を動画に残したい」と思う人も多いので、撮影の希望は事前に伝えておくと◎。
赤ちゃん誕生の瞬間、家族とテレビ電話!
「赤ちゃんが生まれたら、すぐに家族とテレビ電話がしたいとバースプランに書いた。」 遠くにいる家族や立ち会えなかったパートナーに、生まれたばかりの赤ちゃんをすぐに見せたい! という気持ちはとても素敵ですね。 最近では、分娩直後にスマホでテレビ電話OKの産院も増えているので、希望がある場合はあらかじめ確認してみましょう!
胎盤を見たい・触りたい・写真を撮りたい!
「胎盤を見たい、触ってみたい、写真を撮りたいとバースプランに書いた。」 意外と多いのが、「自分の胎盤を見てみたい!」という希望。 胎盤は、赤ちゃんを育てた大切な組織。「こんな風になっていたんだ!」と感動する人も多いそうです。 触ったり、写真を撮ったりするのは産院によって対応が異なるので、希望があれば事前に伝えておくと良さそうですね。
「無事に産まれてきてくれたら、それだけでいい」
「バースプランに何を書けばいいかわからなかったので、『無事に産まれてきてくれたらそれだけでいいです』と書いて提出したら、『それも立派なバースプランですよ』と言ってもらえて嬉しかった。」 お産のスタイルにこだわりがなくても、赤ちゃんが元気に生まれてきてくれることが一番の願いですよね。 助産師さんからの「それも立派なバースプラン」という言葉に、胸が温かくなります。
バースプランは自由に書いてOK!
今回ご紹介した体験談のように、バースプランにはどんな希望を書いてもOK。 「こんなこと書いていいのかな?」と思うことでも、遠慮せず書いてみるのがおすすめです。 これからバースプランを書く人へ • お産がより安心して迎えられるような内容を考えてみる • 「こうしたい!」と思うことを遠慮せず書いてOK • もし迷ったら、「どんなお産にしたいか」だけでも書いてみよう バースプランを通じて、自分らしいお産が叶いますように! 😊✨
これらの例を参考にして、あなた自身のバースプランを作成しましょう。
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